講師アンケート調査結果(01/2/10)
2000年11月に講師アンケートを実施した。回収総数は18県104学園1177名になりました。雇用別の内訳は常勤講師107名(9%)、非常勤講師1043名(89%)、その他27名(2%)となっています。
Q1.男女
全体ではほぼ当分の男性49%、女性51%ですが、講師では男性が多く(57%)、非常勤では女性の方が多く(52%)となっています。
Q2.年令 平均年齢は40.9才ですが、60才以上は再雇用もしくは公立退職者と思われるのでそれを除くと30.3才で、常勤講師では25.6才、非常勤講師では30.6才です。常勤講師では25〜29才が一番多く30人(常勤講師中28%)となり、非常勤講師でも25〜29才が231人(22%)ですが、30台20%、40台18%となっています。
Q3.勤続年数 平均勤続年数は5.6年(常勤4.5年、非常勤5.8年)でした。
Q5.契約更新時期 3月が一番多く35%(初旬13%、中旬10%、下旬12%)も占めています。次いで2月が17%、1月14%、12月末までの年内は21%でした。4月に入ってからも60名(5%)いました。
Q6.持ち時間 持ち時間は常勤で15.0時間、非常勤で11.7時間でした。常勤で18時間以上が21名(20%)で、22時間以上が1名でした。非常勤では18〜21時間が78名(7%)おり、22時間以上も12名(1%)となっています。
Q7.平均持ち時間 平均持ち時間は常勤で14.9時間、非常勤で11.7時間でした。
Q8.兼務・副業 常勤講師では94名88%が「なし」と回答しています。非常勤講師では「なし」が554名53%、「副業あり」が245名23%、「兼務校あり」が172名16%になっています。
Q9.契約更新希望 常勤講師で「専任化」を44名(41%)が希望しており、「講師としての更新」25名(23%)、「条件による」9名(8%)を合わせると78名(72%)にものぼります。とくに若い世代での希望は強く(20台ともに80%)なっています。なお「まだ考えてない」が18名(17%)いました。
非常勤講師でも「専任化」希望が226名(22%)あり、「講師としての更新」も482名(46%)、「条件による」126名(12%)で、合計80%になります。

Q10.雇い止め不安
「大変不安」が20%、「少し不安」が27%でした。「わからない」と答えている人が28%、「まず大丈夫」は13%でした。
Q10B.不安の理由
不安の理由で回答した536名中356名(回答中66%)が「生徒減」を理由に挙げ、通告を受けた人も68名(同13%)もいました。
Q11.雇い止め対策(二つまで)
「別の学校をさがすか転職」と回答したのは、20台では70%以上であり、30台40台でも50%を越えています。
「組合に相談する」と答えた人は常勤講師で18名(17%)、非常勤講師で91名(9%)いました。「裁判で」と答えた人も常勤1名、非常勤16名ありました。
Q12.将来について(二つまで)
【常勤講師の場合】
「勤務校で専任化」を望む人は32%になります。とくに20代前半で55%、20代後半で37%、30台で63%になります。 「他校で専任化」を望む人も37%になり、20代前半で70%、20代後半で57%になります。 「勤務校で講師」を希望した人は24名(22%)いました。年齢別には40台、50台、60台で42〜45%でした。 「他校で講師」を希望した人は13名(12%)で40台の6名(50%)が目立ちます。 「迷っている」20%、「考えていない」12%、「転職」7%、「副業」3%でした。
【非常勤講師の場合】 非常勤講師では「勤務校で講師」が一番多く411名(39%)でした。これも40台、50台で60%を越えています。次いで「他校で専任に」は315名(30%)でしたが、20台前半で60%、20代後半で55%、30台で44%と若い人に希望が強いことがわかります。「勤務校で専任」は130人(12%)でした。「迷っている」14%、「考えていない」9%、「転職」7%、「副業」7%でした。
Q13.年収
常勤講師の平均年収は318万円で、「300万円台」が一番多く30%で、「200万台」21%、「100万台」16%で、「100万未満」が4人いました。非常勤の場合は平均年収が237万で、「100万台」が一番多く39%、次いで「200万台」32%でした。「100万未満」も72名7%いました。

Q14.年収増減
「増収」22%、「変わらない」30%、「50万未満減収」が17%、「50万以上の減収」が110名(9%)おり、200万以上の減収も17名(1%)いました。
Q15.公的保険への加入状況
【常勤講師】 私学共済には75%が加入していました。しかし、国民健康保険加入者が12名(11%)、被扶養者5名(5%)任意継続も20台に2名いました。「どこにも未加入」と答えた人はいませんでした。 「Q15B私学共済への加入の意向」は18名が回答しており、「知らなかった」7名、「学校が認めない」4名、「時間減で脱退」2名、「希望しない」4名、「その他」2名でした。
【非常勤講師】 私学共済加入が309名(30%)、国民健康保険加入者が431名(41%)、被扶養者が159名(15%)、任意継続も各年代層におり36名(3%)でした。「どこの公的保険にも加入していない」人が50%(5%)おり、各年代に散らばっています。 「Q15B私学共済への加入の意向」は598名が回答しており、「知らなかった」230名(回答中54%)、「学校が認めない」123名(同21%)、「時間減で脱退」15名(同3%)であり、以上の合計は368名(同62%)にもなります。 「希望しない」76名(13%)、「その他」45名(8%)でした。
Q16.雇用保険 【常勤講師】 加入している人は23人(22%)、「条件を緩和して加入したい」人が17名(16%)でしたが、43名(40%)の人が「わからない」と回答しています。
【非常勤講師】 非常勤講師の場合の加入者はわずか35人(3%)で、521人(50%)の人が「条件を緩和して加入したい」と回答しています。なお「わからない」と回答した人も28%になりました。
Q17.退職金 非常勤講師の場合は「制度有り」が10%、「制度なし」が42%、「わからない」が45%でした。常勤講師の場合もほぼ同様で「制度有り」が18%、「制度なし」が33%、「わからない」が45%でした。
Q18.有休制度
常勤講師では「年数に応じて」が37%、「一律」29%、ですが、「ない」と回答した人が24%もいます。なお無回答が9%もありました。 非常勤講師では「年数に応じて」が15%、「一律」が15%、「ない」が58%、無回答が12%でした。
Q19.給与体系
常勤講師は89%が「月給制」でしたが、非常勤講師の場合は75%にとどまり、「日給月給」が21%もありました。
Q21.組合加入
常勤講師で「組合加入」20%、「入れるが未加入」21%、「入りたい」10%、「入りたくない」17%、「その他」30%となっています。
非常勤講師の場合は「組合加入」7%、「入れるが未加入」9%と低くなっていますが、「入りたい」205名(20%)で常勤の倍の割合になっています。「入りたくない」22%、「その他」39%でした。
Q22.会議出席
常勤講師では会議への出席状況が回答数350名ですので、一人当たり「3.3」になります。一番多いのが教科会議で84%、次いで懇親会73%、教員会議72%、学年会55%、生徒指導会議43%となっています。 非常勤の場合は、回答数が1196ですので、一人当たり「1.1」にしかなりません。一番多いのが教科会議で51%、次いで懇親会37%で他の会議は数%でした。
Q23.悩み(三つまで) 常勤非常勤ともほぼ同じ状況で、「身分不安定」58%が一番多く、次いで「授業」27%、「専任との待遇格差」が24%になっています。年齢別では「授業」の悩みが青年層に多く(20代前半で44〜45%)、それが年とともに低下する傾向にあります。
Q24.悩みの相談
「誰にも話せない」57%、「講師内で話し合い」40%、「相談できる専任がいる」30%、「誰でも相談できる雰囲気がある」14%でした。
Q24.契約期間 4月1日〜3月31日までの「満1年」と記入された方は62%で、1年未満の日にちを記入された方が25%もいました。また未記入の方が14%有り、その中で「辞令・契約書がない」「日にちが記入されていない」と答えた方もいます。
|