|
|
|
|
第35回定期大会 主催者挨拶(07/3/17) |
|
第35回定期大会主催者挨拶
中央執行委員長 谷 正比呂
全国から駆けつけていただきました代議員の皆さんありがとうございます。また、お忙しい中、激励のために駆けつけていただきましたご来賓の方々ありがとうございます。
昨年は、小泉内閣に引き続く安倍内閣のもとで、教育基本法の改悪が強行されました。全教を中心として、全国の教職員は、未組合員や組織の違いを越えた共同や、さまざまな団体との共同を進め、改悪に反対する大きな国民運動を構築しました。改悪は強行されましたが、この大きな国民運動は、引き続き「憲法改悪反対、九条を守れ、国民投票法案反対」の運動に大合流しています。私学でも運動を強化し、憲法改悪を許さない闘いを旺盛に展開しなければなりません。
私学助成の問題では、小泉構造改革による「骨太方針2006」で、私学助成の1%、5年間連続削減」が決められましたが、私たちは、私学助成署名運動に積極的に取り組むとともに、12・10 ILOVE 私学 銀座パレード」に取り組み、高校生の活躍によって、2100名を結集して大成功させ、高校以下の私学助成の削減をストップさせ、総額据え置き・単価増を勝ち取りました。全国の私学の仲間と高校生の奮闘によって勝ち取れた成果です。みなさんの奮闘に心から感謝します。
しかし、今後も厳しい状況が予想され、各県段階でも私学助成の抑制が強まっています。1月24日に山形県庁前の要請行動に私も参加させていただきましたが、高校生が1200〜1300名を含め1800名も結集したことは、山形県内では、いや全国的に見ても画期的な出来事でした。山形の私学高校生の10人に1人が集まったのです。様々な妨害もありましたが、高校生たちは毅然として行動し、最後の「お願いコール」は県庁を揺るがし、参加した市民も、父母も、そして高校生自身も大きな感動に包まれました。その結果はご存じの通り、削減幅を大幅に圧縮するものになりました。「10・31」や滋賀に続く、高校生が起こした奇跡といえるのではないでしょうか。
あらためて、私たちは「公教育は公費で」のスローガンを高く掲げて前進する決意を強くもちたいと思います。
私学をとりまく情勢は、私学助成だけでなく、生徒減による様々な困難の発生や経営難となって、私たちに襲いかかっています。それを突破するのは、やはり「教育改革」だと思います。私の新潟時代の先輩である本間藤四郎氏が言っていた言葉に「教育で勝負」という言葉があります。そこに立ち返って、この困難を突破していただきたいと強く願うものです。
このように攻撃が強まる一方で、私たちの運動は大きく前進しています。昨年には佐賀私教連が正式加盟の決定をしていただきありがとうございます。また秋田経法大トレードユニオン、岐阜・大垣日大付属、島根・松江西高校で組合結成や、私教連加盟を決定していただき、この1年で14の高校組織が全国私教連に結集しました。全国私教連の旗は、着実に全国に広がっています。また青年の組織化では全国青年Winterセミナーin福島が30県288名の大結集で爆発的な交流の場を実現しました。いま労働運動や民主運動の中で、「後継者問題」とか「2007年問題」という形で、組合員や会員の急減をどう克服するか、世代交代をどうするか議論されています。しかし、全国私教連は、確かに全体的には、生徒減の影響もあって、組合員の減少が起きてないとは言えませんが、組織の拡大と青年運動では、新しい流れを作り出していますし、世代交代も順調に進んでいます。
今定期大会が、そうした闘いについて、各県の優れた経験と実践の交流の場として、そして私たちの提起がよりいっそう深められることを期待して主催者としての挨拶とします。
2007年3月17日
|
|
|
|
| |

|
|
|